後期研修

Senior Resident

その他の連携プログラム[ Collaborative Program ]

脳神経外科

阪上 義雄

部長(手術調整担当)兼 脳神経外科部長

脳神経外科での後期研修を考えている研修医の皆さん。
当センターは日本脳神経外科学会専門医制度の認定施設であり、神戸大学脳神経外科を基幹病院としたプログラムに参加しています。
当センターは3次救急対応の地域救命救急センターを併設していますが、島内全域から受診されるため、重症軽症を問わず脳卒中・頭部外傷と言った脳神経救急疾患の症例が豊富です。脳卒中・頭部外傷・慢性硬膜下血腫といった頻度の高いcommon diseaseが多く、市中病院における一般的な研修を受けることが可能です。
1年間の研修で、上記の疾患に対応する能力をつけることができます。
開頭手術・内視鏡手術・脳血管内手術のいずれにも対応しています。全ての手術に参加してもらい、上級医の指導下で個々の技量に応じて、stepwiseに術者としての経験を積むことが可能です。

<神戸大学 脳神経外科>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/neuro/index.html

<脳神経外科専門研修 神戸大学医学部プログラム >
http://www.hosp.kobe-u.ac.jp/kenshu/wp-content/uploads/2017/09/9_neurosurgery.pdf

整形外科

澤村 悟

副院長(診療支援担当)兼 栄養管理部長 兼 整形外科部長

整形外科医を志し、当センターでの後期研修を考えている先生方へ。
当センターは神戸大学を基幹病院とした神戸大学整形外科専門研修プログラムの連携施設であり、安心して研修を受けていただくことができます。 基本的には日本整形外科学会専門医取得を目指して、基幹施設である大学病院とその連携施設で4年の後期研修を行っていただきます。当センターでは、そのプログラムの中で6か月ないし1年を研修することになります。詳しくは「神戸大学整形外科専門研修プログラム」をご覧ください。
当センターは淡路島唯一の救急救命センターを有する総合病院であることから、整形外科では骨折外傷を中心とした多くの症例を経験することができます。特に淡路は超高齢化社会であることから、大腿骨頸部骨折手術件数は日本でもトップクラスの症例数です。多岐にわたる四肢の骨折や骨盤骨折も多く経験できます。また、脊椎疾患、関節疾患などの慢性疾患に対する手術も幅広く手掛けており、当センターでは、整形外科全域にわたる症例を経験することができます。
当センターでは、毎年3~4名の専攻医が1年のローテーションで研修をしています。同年代の仲間と多くの経験を積みながら切磋琢磨できるものと思います。
将来、一人前の整形外科医を目指している先生は、是非当センターないし神戸大学の研修プログラムを選択してください。充実した研修をお約束します。

<神戸大学 整形外科専門研修プログラム>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/ortho/clinical-training/residency-program/

小児科

福原 信一

小児科部長

当院では一般小児科から新生児、そして小児救急と幅広い分野の診療が可能です。また淡路島で唯一の小児入院施設でもあるため地域の小児医療の中核を成しています。
小児科専門医研修に関しては、神戸大学、兵庫県立こども病院、兵庫県立尼崎総合医療センター、兵庫医科大学の連携施設です。日本周産期・新生児学会周産期専門医暫定研修施設としても認定され、正常新生児から早産児(33週~)と小児科医としてベーシックな新生児研修を行うことが出来ます。腎臓・循環器・神経の専門医を招聘し定期的に診療しているため専門的な疾患も診ることが出来ます。また主治医として診断・治療を実践的に行うことが出来ます。

<カンファレンス>
毎週月~金曜日に入院患者を主な対象として小児科全員で行っています。

<神戸大学 小児科研修プログラム>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/pediat/resident/index.html

放射線診断科

魚谷 健祐

放射線診断科部長

放射線科での後期研修を考えている研修医の皆さん。
当センターは放射線科専門医制度の総合修練病院であり、神戸大学放射線科を基幹病院としたプログラムに参加しており、安心して研修を受けていただくことができます。
淡路島という地理的特色もあり、基本的にどんな疾患にも対応する力をつけることができます。
放射線科専門医を取得するための症例は、当センターで1年研修していただくだけで十分経験可能です。
また当センター放射線診断科の理念として他の一般病院でできることは全て網羅し、さらにその先を目指しております。他の病院ではなかなかできない手技や検査も当センターでは研修してもらえます。
他の県立病院、特に専門病院との連携も行っており、例えばこども病院での小児放射線の研修も期間内に受けることができます。
このように充実した放射線科研修を提供していることもあり、毎年2~3人の後期研修医を受け入れていますが、同期とともに切磋琢磨して研修できることもメリットだと考えています。研修の定員は後期研修医1年目2年目それぞれ2名ずつの4名となっていますので、早めのお問合せをお待ちしています。

<神戸大学 大学院 医学研究科プログラム概要>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/rad/training/program/

病理診断科

加島 志郎

病理診断科医長

神戸大学との連携で充実した病理診断の研修が可能です。基礎医学や研究など学究的な環境を大学に求めるとするならば、当院のような地域中核病院は、日常臨床に寄り添った診断能力をブラッシュアップするのに適した環境と言えます。淡路島という地域的な特性が疾患構造にも反映され、大学で日常接する症例とはひと味ふた味異なった症例に遭遇することも病理診断の経験値を深めてくれる絶好のチャンスと考えます。
当院の特徴は何といってもデジタルパソロジー(遠隔病理診断)の先進的な応用です。
2015年以来、本邦でも先駆けとして日常診断に積極的にデジタルパソロジーを取り入れ、神戸大学はもちろんのこと、遠隔ネットワークの利点を活かして長崎大学や亀田総合病院など各施設との連携を深めてきました。その結果、焦眉の急を告げる病理医不足、あるいは一人病理医といった問題の解決に一石を投じたと言えます。デジタルパソロジーにより、診断の質を担保することのみならず、人材育成にも資することができるという事実を是非体感して頂き、次世代を担う医療人としての知見を深めて頂けたらと思います。

風光明媚、温順な気候、豊かな食といった魅力は言を俟たず。あれこれ迷わず一度は足をお運びください。

<神戸大学 大学院 病理専門研修プログラム概要>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/byouri/seminar/index.html

形成外科

村井 信幸

形成外科医長

形成外科での後期研修を考えている先生方へ

当センターでは日本形成外科学会専門医制度の認定施設であり、神戸大学・山口大学を基幹病院とするプログラムに参加しています。

形成外科の守備範囲は外傷(創傷)、腫瘍(再建)、先天奇形、美容の4本柱で成り立っており、当院ではそのほとんどの範囲を経験することができます。院内・島内の最後の砦として断らない形成外科をモットーに、さまざまな診療科と協力して多彩な治療を行っています。成長に応じて可能な限り多くの執刀症例を経験してもらいたいと考えています。

超高齢化社会を迎えて久しい淡路島は未来の日本の縮図とも言われ、今後の医師人生を俯瞰できる良い修練の場になると思います。公立病院ですので院内保育所ほか福利厚生が充実しています。島内でのレジャー等、公私ともに充実した研修を楽しんでいただければと思います。マッチング・プログラムの詳細については下記基幹施設にお問い合わせください。

<神戸大学医学部 形成外科>
https://www.med.kobe-u.ac.jp/plas/index.html
<山口大学医学部 形成外科>
http://dermatology.med.yamaguchi-u.ac.jp/plastic_surgery.html