初期研修

Junior resident

指導医から[ Medical advisor ]

救急科

Doctor 小平 博

救急科科長

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断らない救急よりも、断れない救急を!
当院救命救急センターは、淡路島圏域の2次、3次救急医療の拠点として稼働しております。救急患者さんは救急科で初期診療をおこないますが、各科との連携も非常に積極的で緊急検査や手術に迅速に対応しております。また、コメディカルスタッフとの連携も円滑でストレスなく診療を担うことが可能です。
特に、重症循環器系疾患は100%当院に搬送されるので伝送心電図システムを用いた病着前の診断から、迅速な心血管治療を実施しております。
また、ドクターカー・ドクターヘリ連携により積極的な病院前の救急診療を展開しており、様々な症例を経験することができます。
当科は初期研修2年目に3か月間のローテートを基本としており自身がチームリーダーとしてファーストタッチから専門家引継ぎまでを実践していきます。
さらに、ローテート中には、「EBM勉強会(Clinical Question.の作成と検索、Journal club)」や研究会・学会発表など学術研究等にも積極的に参加していただきます。
多くの救急症例を経験することにより地域の救急医療事情にも精通し、「最後の砦」の一員としての自覚も芽生えます。医師として成長するうえで基礎となる貴重な時間を一緒に頑張りましょう!

専門分野 救急医療(外傷・内分泌)・災害医療

診療実績

受診患者の内訳
救急車搬入台数
年別出動件数
災害医療活動

新型肺炎 対応実務 DMAT派遣:2020・2・6~2・8

埼玉県和光市
小平・猪股・山本

令和2年熊本県豪雨災害 DMAT派遣(第3陣):2020・7・10~7・14

熊本県人吉市
小平・三宅・河本・源常・禾本

令和2年度 兵庫県合同防災訓練 尼崎市 尼崎中央中学校 体育館:2020・9・20-

避難所救護所活動+福祉避難スペース活動+コロナ感染症対応訓練
小平・中川・宮崎・石山・前原・禾本

現在、稼働中の臨床研究
  • 1.熱中症患者の医学情報等に関する疫学調査2020-2021(日本救急医学会主導)
  • 2.小児鈍的肝損傷及び脾損傷の自然経過と診療パターンの検討(多施設共同研究)
  • 3.J-RECOVER Study 2020
    新型コロナウィルス感染症の病態理解と治療法検討のための多施設共同研究
  • 4.JAAM-OHCA レジストリ―(日本救急医学会主導)
  • ほか、パイロットスタディ中の研究2件
学会研究会活動

2020・10・2-兵庫県救急集中治療研究会 神戸
「急性ベンジルアルコール中毒の1例」
演者:仲野 類