初期研修

Comment

放射線科は、画像診断と、画像誘導下で行う治療（インターベンショナルラジオロジー：IVR）、放射線治療を行う診療科です。
放射線診断科では、このうち画像診断とIVRの研修が行えます。
画像診断ではCT、MRI、核医学検査などの読影を行い、実際にレポートを作成します。また、過去画像から多数の典型例や教育的症例をteaching fileとして蓄積しており、読影端末からいつでも参照し勉強してもらえます。
IVRでは、TACEやCTガイド下生検・ドレナージなどの基本的な手技から、子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術（UAE）、大動脈ステントグラフト内挿術（EVAR、TEVAR）など専門的技量が必要とされる手技も行っており、緊急止血術などの救急症例も豊富です。IVR領域のほぼすべての研修が行えます。
希望があれば、放射線治療計画の見学も組み合わせることが可能です。
放射線診断科は全身の疾患が対象であり、常に他の診療科との関わりがあります。学んだことはどの科にいっても役立ち、損になることはありません。私達の科の面白さを体験・実感してもらえる瞬間が必ずあると思いますので、是非一緒に勉強しましょう！